利根大堰・サケ遡上・観察会

先週の事ですが、今年も利根川のサケの遡上シーズンとなりましたので、利根大堰に行ってきました。
15日(日)はちょうどサケ遡上・産卵観察会というイベントが開かれていて、利根大堰の魚道観察室はたくさんの人で賑わっていました。

展示パネルなどを見た後、サケの採卵の様子を見ました(かなり逆光ですが)

サケの採卵会

まずメスのサケに麻酔をして大人しくさせ、係りの方がしっかり体をつかみ、お腹のあたりを押していきます。
すると、ぽこぽことオレンジ色の卵がたくさんでてきます。

麻酔をかけてお腹を押して卵を出します

バケツに卵を溜めたら、次はオスのサケからメスと同じような感じで精液を取り出して卵に混ぜて授精完了です。
・・・でこの卵はこの後どうなるのかなと思ったのですが、特に説明も無く実演が終わりました。
後でネットで水資源機構のサイトを見てみたら、しっかり育てて2月に稚魚を放流しているようでした。

その後、水槽?のサケを間近で見たりしつつ、魚道観察室の中へ・・・。

観察室は大混雑でした

イベントの為、混んでいて見るのが大変でしたが、順番待ちの上魚道の中を覗くとガラス越しにサケが泳いでいくのが見えました。

一度に2,3匹通ることも

暗い上動きが早いのでよく写真が撮れませんでした。
一度に2〜3匹のぼっていくのが見られたりと、たくさんのサケが通っていて今が一番遡上数が多いんじゃないかと思いました。
このサケ達は利根大堰を通過し、もう少し上流に行き、そこで卵を産んで力尽きて死んでしまいます。
この魚道は水流、傾斜がきついので最後の難関になっていそうです。

時々サケがジャンプします

魚道観察室は水中が見られますが、魚道を上から覗くこともできます。
写真の段差、右から左に上流へとサケがのぼっていきます。
時々サケがジャンプをして段差を乗り越える姿を見ることができます。

埼玉県は全国の中でも面積に対して河川が占める割合が高く、水辺の観光場所が多い事をアピールしています
まさに川の国・埼玉の魅力を満喫した休日でした。

ムサシトミヨと元荒川

昨日、熊谷市内にあるムサシトミヨ保護センターにてムサシトミヨを見てきました。
この日は埼玉県民の日なので一般公開をしていましたが、普段は毎月第1、第3日曜日の9:00〜10:00のみ、1週間前までに見学申し込みをする必要がある施設です。

熊谷市ムサシトミヨ保護センター

熊谷市の荒川近くにあるムサシトミヨ保護センターです。
ムサシトミヨとは・・・トゲウオ科のトミヨ属に分類される大人でも体長5cmほどの小魚です。
特徴は背中にトゲがある事と鳥のように水草を集めて水中に巣を作る事でしょうか。
昔は関東各地にいたそうですが、昭和30年代に湧き水が枯れ川が生活排水で汚れた為姿を消してしまいました。
その頃、熊谷では運よく埼玉県水産試験場が作られ、綺麗な地下水を汲み上げ元荒川に流していたので日本で唯一ムサシトミヨが生き残りました。
現在は保護活動が色々と行われていて15000匹ほどが住んでいますが、まだまだ絶滅寸前の貴重な魚です。

ムサシトミヨ保護センターでは名前の通り、ムサシトミヨの保護、研究、展示などを行っています。
入ると展示パネルがあり、大型水槽にムサシトミヨがたくさん泳いでいました。
写真を撮ろうとしましたが暗くてよく撮れなかったので動画にしました。



ボケていて見づらいですが、こんな感じの見た目は地味な小魚です・・・。
こちら以外だと羽生市のさいたま水族館、しながわ水族館などで見ることができます。

ムサシトミヨを見た後、元荒川沿いも歩きました。

ムサシトミヨが住む元荒川

保護センターから下流約400mは県指定天然記念物区域水路となっています。
県がムサシトミヨの為に地下水を汲み上げている為、この辺りは綺麗な水が流れています。
川を覗き込んでみましたが、ムサシトミヨは生い茂る水草の中に隠れてしまっているようで、全く姿が見えませんでした。

住宅の脇に貴重なムサシトミヨが住んでいます

ごく一般的な住宅街の脇を流れています。こんな場所に貴重な魚がいるなんて驚きです。
草ボーボーになっていますが、時々ムサシトミヨを守る会の方などが手入れをしているそうです。
環境によろしくない帰化植物を抜いたり、ムサシトミヨの天敵ザリガニを捕まえたり・・・。
保護活動といえば、熊谷市内の佐谷田小学校、久下小学校、熊谷東中学校では増殖活動を行っています。

ということでムサシトミヨを守る為に様々な努力がされていますが、いなくなった根本的な原因(綺麗な湧き水が枯れた。川が排水で汚れたなど)は解決されていないのが現状です。
元荒川の水源となっている保護センター内の地下水汲み上げポンプが止まったら一巻の終わりでしょうし、たくさん増やしてもムサシトミヨが生きられる綺麗な川が元荒川上流2kmの範囲だけというのもかなり厳しい感じがします。
とりあえず一般市民の私が出来る事として、川を汚さない為に「食べ物を残さない。川に優しい洗剤を使う(もらったパンフより)」などがありますので、実行していきたいと思います。
いつか熊谷市の元荒川以外でもムサシトミヨが泳げるようになるといいんですけれどね。

中津峡の紅葉

文化の日の3日に埼玉県が誇る紅葉の名所、中津峡に行ってきました。
場所は秩父市、昔の大滝村で秩父の山の奥深くです。
埼玉、長野の県境にある十文字峠から流れ出る中津川によってできた峡谷が中津峡で、秋には多くの人が紅葉見物に訪れます。

熊谷を早朝出発し、ひたすら国道140号を秩父に向かって走ります。
朝早いせいか途中、長瀞のあたりや旧荒川村付近で道路を横切るタヌキ、サルを見かけました。
野生動物に感動しつつ車を走らせ、実質走行時間2時間ちょっとで中津峡に着きました。

しし汁(猪)やいも田楽などが売っている売店が目印の「相原橋バス停」近くの駐車場に車を停めます。
ここから中津川上流へ5kmほどの距離を景色を楽しみつつ歩く事にしました。
この日は今年一番の寒気が入っているだけあって外の温度計は2℃を表示、防寒対策はしっかりしていきましたがそれでもちょっと寒かったです。

紅葉は大分見頃になってきています

車道から見た中津川は水がとても澄んでいて清い流れという言葉がぴったりでした。
紅葉の方は全体的に黄色や赤に色付いてきていて見頃になってきていました。
でも、よく見るとまだ赤くなっていないモミジがあったりしたので、最盛期はもうちょっとだけ先だったかもしれません。
なんだか全体的にモミジなどの赤色は少なめで黄色分が強く感じられました。

相原橋バス停から20分ほど歩くと人気スポット?女郎もみじです。
有名らしく朝早いのにもう既にカメラマンが数人三脚をセットして写真を撮っていました。
帰り、お昼頃に通った時にはずらりとカメラマンとギャラリーが並んで大混雑となっていました。

女郎もみじ

女郎もみじ。立派なモミジの木です。まだ色付いていない部分がありました。
更に先へと歩いていくと20分ほどで日窒鉱山を通り志賀坂峠へ抜ける道への分岐点「出合バス亭」付近に着きます。
そこを真っ直ぐ道沿いに歩くと、トンネル手前で車道を離れ川近くの山道を歩くコースがあります。

遊歩道の案内板

案内板も立っているので山の中の遊歩道を歩いてみました。
が、歩き始めて5〜10分、コース最後の橋が増水か何かの自然現象により崩落の危機に瀕していました・・・!
橋の上を歩くのは危険なので元来た道を戻り、車道を歩く事にしました。

出合バス停から30分ほど歩くと、農林センターなどがある中津峡の集落らしき場所に出ました。
ここは近くに中津川村キャンプ場がある場所で、つり橋が見えたので早速渡ってみました。

中津川村キャンプ場付近のつり橋

キャンプ場へのつり橋。つり橋を渡った先は河原に下りることが出来るようになっていました。
夏場は水遊びが楽しそうな場所です。

キャンプ場付近のカエデは真っ赤に

キャンプ場付近にひときわ目を引く真っ赤なモミジがありました。
ここを更に先に進むと15分ほどで森林科学館という施設があるようです。
が、今回はキャンプ場でUターンする事にしました。
バスで戻る手もありますが、今回は時刻が合わなかったので徒歩で元来た道を戻りました。

歩いたコースでマイマップを作ってみました。


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Author:noe
埼玉県熊谷市在住。
このブログでは、熊谷周辺のお出かけスポットや食べ物、また個人的に興味のあるものなどを紹介していきます。